Arn Krebs(アーン・クレブス)
コロラド州在住の多才なメディアアーティスト。ガラス、木工、玉手箱制作など幅広く手がけ、自然からのインスピレーションと環境配慮を重視した木目金ジュエリーを制作します。BFA/MFA取得後、手作りの木目金リングやペンダントなどを展開中 (ウィキペディア)。

James Binnion(ジェームズ・ビニオン)
米ワシントン州ベリンガムのJBMAを率い、専門工房として木目金結婚指輪や婚約指輪などを一点一点ハンドメイドで生産。「現代の木目金巨匠」として国際的に高く評価され、工房は技術教育拠点でもあります (James Binnion Metal Arts, James Binnion Metal Arts)。

Steve Midgett(スティーブ・ミジェット)
コロラド州ロングモントを拠点に、木目金とダマスカス鋼の融合を追求する第一人者。1995年には『Mokume Gane in the Small Shop』など技術書を刊行し、教育・技術革新に大きな影響を与えています (アンビルスタジオ)。

Chris Ploof(クリス・プローフ)
米東海岸で活動。隕石・ダマスカス鋼・木目金といった異素材の融合リングを得意とし、自然由来の模様を強調したジュエリーが人気。正規ジュエラー店舗で広く流通 (アンビルスタジオ, アンビルスタジオ)。

Anne Wolf(アン・ウルフ)/Anneville Studio
サンディエゴのスタジオを拠点に1991年から木目金ワークショップを開催し、教育活動にも注力。教えることにも情熱的で、欧米の複数センターで講師を務める木目金エキスパートです (アンビルスタジオ, アンビルスタジオ)。

Jaume Labro
ベルリン在住のデザイナーで、倫理的素材(エシカルゴールド・ダイヤモンド)の使用を追求しながら、現代的木目金リングを手がけています。“地球に優しい高級品”を目指すマーケットに注目 (Jaume Labro)。

Debra Tapian
米国を拠点に木目金結婚指輪を手作りで制作。“結婚=金属の融合”の比喩を重視し、ストーリー性あるカスタム製作を提供しています (Debra Tapian Arts)。
Cóilín Ó Dubhghaill(コーリン・オ・ドゥフガイル)
アイルランド出身、英国在住。Geidaiで学び、木目金を素材技術として研究。**新合金“Mikana”**の開発など学術寄りのアプローチが特徴で、美術館所蔵多数 (ウィキペディア)。
Florence Resnikoff(フローレンス・レスニコフ)
カリフォルニアを代表するメタルアーティスト。1950年代から木目金含む多様技法を用いて作品を制作・教育・指導した金属工芸のパイオニアで、その影響は現代にも残ります (ウィキペディア)。
【参考文献】
2000年4月9日付 朝日新聞 東京地方版/秋田 29頁、
2001年9月1日付 朝日新聞 東京地方版/秋田 32頁、
2004年8月28日付 朝日新聞 東京地方版/秋田 26頁、
2009年11月6日付 朝日新聞 大阪地方版/石川 30頁、
2005年10月19日付 毎日新聞 地方版/秋田 24頁、
「宝石の四季」 No.198、 No.199 「技の伝承 木目金の技法について」、
アートマニュアルシリーズ メタルのジュエリークラフト、
「人間国宝・玉川宣夫作品集」燕市産業資料館
「彫金・鍛金の技法I・II」 金工作家協会編集委員会編
MOKUME GANE JEWELRY HANDBOOKS (IAN FERGUSON著)
Mokume Gane – A Comprehensive Study (Steve Midgett著)
Mokume Gane. Theorie und Praxis der japanischen Metallverbindungen (Steve Midgett著)
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