ピンクゴールドの結婚指輪は変色する?

ピンクゴールドの結婚指輪の特徴

結婚指輪の素材としてピンクゴールドは人気ですが、素材の特徴は要チェックです。
結婚指輪は長く使うものなので、素材に関しては、良い点だけでなく注意点もあわせて確認しておいたほうが安心です。
今回は、ピンクゴールドの主な特徴の1つとして、変色のしやすさを取り上げたいと思います。

ピンクゴールドは変色しやすい?

ピンクゴールドは、イエローゴールドやホワイトゴールドなど、ほかのバリエーションに比べて変色しやすい傾向にあります。
ピンクゴールドには、補強のために銅が多く使われているからです。
そもそもピンクゴールドやイエローゴールドなどの素材は、純金に別の素材を混ぜて作る合金です。
純金は強度が低いため、普段使いのしやすさでは、カラーゴールドのほうが向いています。
補強のために何を混ぜるかで色合いが変わり、ピンクゴールドを作るときは、銅を多く混ぜるのが一般的です。
銅は強度に優れており、補強の目的はしっかり果たせますが、変色しやすい一面があります。
変色に弱い素材を多く含む関係で、ピンクゴールドはほかの種類よりも変色しやすい傾向にあるのです。

変色したときの対応

ピンクゴールドの結婚指輪が変色したときは、プロの職人にメンテナンスを依頼するのがおすすめです。
プロの職人が磨き直しなどのお手入れを行えば、購入当時のような上品なピンク色に戻せる場合があります。
研磨用のクロスなどで磨くのも1つの方法ですが、あまりおすすめはできません。
研磨は表面を削るお手入れであり、うまくやらないと高級な地金を削りすぎてしまいます。
また、一部分だけ削りすぎてデザインが崩れてしまうのも、気を付けたいポイントです。
一度削ったものは元に戻せないため、ピンクゴールドの変色で悩んだときは、プロの職人まで一度ご相談ください。

ピンクゴールドの結婚指輪はおすすめ?

ピンクゴールドは、ご紹介したような変色の可能性がありますが、上品で美しく、高級感もある素敵な素材です。
結婚指輪でも人気なので、ピンクゴールドに惹かれる方は、使用を一度検討してはいかがでしょうか。
当工房enishiではピンクゴールドも素材として選べますので、安心してご利用ください。