先輩花嫁の成功エピソード
男性の脳と女性の脳では、人を愛するというプロセスに微妙な違いがあるということをお話しましたが、このわずかな溝を埋めることが出来れば、生涯を素晴らしいパートナーと一緒に生きることができるわけですね。
したがって、男性も女性も異性がどのような考え方をする生き物なのかを俯瞰(ふかん:少し距離をおいてして)理解することは、とても重要です。と言ってお互いにどんな動物かを見つめ合ってもわかるものではありません。
その手助けをしてくれるのが、既に結婚している友人や先輩です。しかも同性ではいけません。男性は女性の先輩花嫁に、女性は男性の先輩花婿と結婚前の過ごし方(もちろん結婚後のことであってもかまいません。)について、聞いてみましょう。
同性同士ではかえって異性の心理状態を冷静に理解することは難しかったりします。婚約から結婚までは、なにかと決め事やスケジュールに振り回されて、頭も過熱気味になりますので、クールダウンの時間にもなるでしょう。
新米花婿は先輩花嫁から結婚前の女性の心理状態を話してくれるでしょうし、新米花嫁は、先輩花婿から心に秘めた男の責任というものを語ってくれるはずです。
結婚には、既成品はありません。全てそれぞれの手作りなのです。木目金の指輪(結婚指輪)の表面に浮かぶ美しい模様と同様に、違いを認め理解する心の広さが、良き結婚の礎(いしずえ)であることは、間違いありません。