白金(プラチナ)

海外の結婚指輪として人気があるのは金ですが、日本では8割弱の人がプラチナの結婚指輪を選んでいるという調査結果が出ています。(ゼクシイ結婚トレンド調査2009)永遠の白というイメージが日本人の感性と合っているのでしょう。希少価値としての高さという点でも、プラチナが金を遥かに凌いでいます。

金もプラチナも貴金属と呼ばれていますが、プラチナは、レアメタル(流通・使用量が少ない非鉄金属)とも呼ばれています。地球に存在する金の採掘量が15万トンなのに対して、プラチナの採掘量は推定で、およそ0.5万トンです。採掘される国も南アフリカとロシアの2カ国に占められています。しかもプラチナ鉱山で採掘される鉱石1トンに含まれるプラチナは、わずか3gです。この量でやっと一個の結婚指輪ができます。大変貴重なプラチナの利用法ですが、4割ほどは、自動車用の触媒として利用されています。宝飾用として利用されるのは3割強です。

地球の奥底でできた鉱物と考えられているプラチナですが、最近の研究で、その起源は地球外にあったことが分かりました。イギリスのブリストル大学地球化学研究所のティム・エリオット氏のグループが、グリーンランドの隕石を分析した結果、プラチナは40億年前に地球にやってきた隕石が運んできた物質であるということを解明しました。つまり、はるか宇宙から星が運んできたプレゼントと言えます。

なんとも夢のような物語ですね。デザインによっては、木目金の結婚指輪にもプラチナが使われます。手作りの結婚指輪にプラチナの白い光を散りばめてはいかがでしょうか?元素記号はPtです。