結婚指輪を選ぶ時の男の脳、女の脳

結婚指輪を選ぶという行為は、二人が一緒に誓いの指輪を選ぶという意味であり、人生の良きチームメイトとなる相手とある種のエンブレム(私立大学生が着るブレザーの胸ポケットに縫いつけてある校章など。)を見つけることと考えても良いでしょう。したがって二人が共に気に入る指輪を選びたいわけですが、なかなか意思の疎通が見られない場面に立ち会うことが、個人的な経験上何度かありました。こんな感じです…。

女性「この3つの指輪の中でどれがいいと思う?」

男性「君が一番好きな指輪にすればいいよ。」

女性「違うでしょ。二人の問題なんだからちゃんとあなたが好きな指輪を選んでよ。」

男性「俺は指輪のことは、あまり分らないから君が一番好きな指輪を結婚指輪にしていいよ…。」しばらく不毛な会話が続き、せっかくの記念になる指輪ですから私も一緒に…、と仲介に入ることもしばしばです。男と女、同じ種の動物ですが、複雑な思考ができる進化を遂げた結果、物事へのアプローチの方法が性別によって違うという厄介な面も出てきてしまったのです。

女性の脳は、恋をするだけで傷ついてしまうと言われています。その傷を癒してくれるのが、好きになった男性なのです。その傷をさらけ出す(素直に喜怒哀楽を見せる)のが、好きな男性に心を許したという証拠なのです。多分、先ほどの女性が言いたかったのは「どれが一番いいか迷っているので、どうかあなた選んで?」ということです。男性が、その言葉の裏側にある女心をよく理解してあげることは、これから始まる結婚生活をうまくやっていく上での最重要ポイントです。私が是非にとお勧めする木目金の手作り指輪(結婚指輪)は、きっと男と女の問題解決につながる橋渡しとなれることを信じています。