指輪選びは男を上げるチャンス!

「男を上げる」という表現があります。かつて昭和団塊の世代は、この一言を励みに働いていました。

その数十年後の今、草食系男子が出現し、肉食系女子に押されながらも、消えそうにある日本男子の聖火を守っているという表現は少し大げさでしょうか?

ある結婚の約束をした二人が、両家への挨拶に行った時のことです。A君は、お相手の女性の実家を訪ね、心の中では「お父さん、私達の結婚を許してください!」ビシッと男のプライドというものを告げる覚悟でした。ところが相手のB子さんが、「パパ、私この人と結婚するねぇ〜♪。」と先に言うものですから、思わずA君は「許してください!」としか言えません。何も悪い事していないのに、この発言では全く格好がつきません。「一緒に手作りの結婚式にしようね〜♪」と言いつつも、ほとんどの手はずをB子さん先行で、Aくんがフォローという図式は変わりません。婚約指輪は、もちろん彼女が好きなブランド指輪です。残すところは、もう結婚指輪しかありません。さすがに独走状態だったB子さんも、ここに来て最終候補の数点で迷っています。予算総額のこともあって、妥当なお値段の指輪を選ぼうとした時、「これにしよう!」と一番高額な指輪をA君は選びました。「一生で一番大切な指輪だよ。」その時のA君の笑顔は、B子さんにとってきっと一番輝いていたのではないでしょうか?草食系男子諸君!結婚式こそ男を上げる最大のチャンスです。良き決断を!出来れば最終候補が木目金の結婚指輪であることも望みます!