結婚指輪をタンスの肥やしにしない

婚約指輪の価値を落としたくないからと言って、指輪をジュエリーケースに仕舞ってタンスの肥やしにするほうが、指輪を大切にしていることになるでしょうか?それとも多少汚れたりキズのできる可能性はあるけれども、婚約指輪を結婚指輪と同様に身に着け続けている方が良いでしょうか?

こんな話があります。ある女性が夫となる男性から婚約指輪としてダイヤモンドのデザインリングを贈られました。当時としては相当頑張って彼が買ったものだったのでしょうが、0.5カラットのダイヤモンドリングは、あまり名前を聞いたことがないブランドでした。

女性は大変嬉しかったのですが、以前自分へのご褒美として買った有名ブランドのダイヤモンドの指輪のほうがカラット数は大きかったのです。しかもデザインも自分で買ったブランド指輪のほうを気に入っていたのです。

しかし彼女への愛の証(あかし)として贈られたプレゼントですから、その指輪を毎日着けることにしました。男とは単純なもので、自分が贈った指輪を毎日着け続けている奥さんは、その指輪を一番気に入っていると信じ、その指輪を見る度に「とっても似合っているよ。」と彼女を褒めてくれます。

不思議なもので、そのように自分を気がけて褒めてくれる男性への愛情は深まりますし、次第に贈ってもらった指輪のほうに愛着が湧き、自分が買った指輪よりも好きになってしまいました。婚約した頃、精一杯のムリをして彼が買った指輪は、いっぱいの愛情と覚悟がつまったメモリアルリングだったのです。ケータリングの食事よりも手作りのおにぎりの方が、感動するのと同じことですね。木目金の指輪は、キズにも強い鍛造(たんぞう)製法ですから、輝くあなたの愛情をしっかりバックアップできます。